a vivid impression

オバマ次期大統領の勝利演説、私も見ました。
画面を通してさえ(そして何度でも)その場の熱気は伝わるようで、なんという舞台装置が用意されたものかとアメリカの組成が他の国とは異なる様を見た気がします。
3億にものぼる人々すべての意見を政策に組み込むことなど現実に不可能である以上、共和党と民主党のそれぞれの代表からの2択であり、4年毎に必ずやってくるそのイベントは、多分にアメリカ的だとしても、より人々の関心と意識を集めやすいしくみに思えます。
いつくるかわからない選挙を意識して、なにかにつけて「それは選挙対策であり、○○だ」という政治家が語るテクニック論を聞くのも、少し背筋を張りそれを無理にいう様を見るのもすこし哀しく思えるかの国のことも重ね合わせてみたのでした。
いずれにしても、オバマ大統領が今後何を変えるのか、その結果と影響に関わらず、100年の単位でみて、これはやはり歴史的なことなのだろうと思います。