coffee klatsch

最近テロなど暗いニュースが目に飛び込んできます。

心理テストというわけではないけれど、休憩に正解のないクイズをお一つどうぞ。

A高校にいるB君はある日、同じクラスのCちゃんにラヴレターをだした。直接渡すことができなくて靴箱に入れて。数日たったころクラスにはいると、気のせいか程度の差はあってもそのラヴレターのことをクラスのかなり人達が知っている気がしてならない。B君の反応は?

①ありえない。だってそんなのまちがってる。
②そんなの関係ない。いつもどおりにするだけ。
③気にはなるけれど・・・どうしようもない。そういえば、まわりが特定のことを知ってると思いこむ心の病があったっけ。最近すこし疲れ気味かも。
④ちょっと判断できない。ここは知られてることを前提にくわえてちょっと観察、行動してみよう。
⑤DくんとEさんとFさんに聞いてみよう。
⑥ふむ。まちがいなく知っている。犯人は誰だ。そういえばあの子に話したことがあったっけ。
⑦その他

私の回答は④。大人の世界の特定の人には特定の情報を伝えず操作しようとする情報統制のテクニックは高校のクラスでは効果を示さないかもしれないけれど、自分にアンテナをはり、感覚と対応に余裕をもたせておけば、同じクラスではなくても他のクラスの子が話題になってることを気をきかせてそれとなく教えてくれるかもしれないし、いつも学校が終わってからいく近くの定食屋さんの女将さんが学期末あたりで「あなたあのラブレター事件の犯人なんですって」「?」とちゃめっけたっぷりにびっくりするようなことを教えてくれるかもしれない。はたまた休みの日電車に乗り合わせたX先輩が「君、CCちゃん(苗字違い)のファンなんだって」と聞いてくれるかもしれない。

ラヴレター事件ならまだしも、大人の世界のこととなるとちょっとした外界の変化を頭から否定してしまうことは大切なことに気づかなかったり、自分の都合のよい範囲でしかとらえなれないこともあるのではと思います。
とくに正誤や正常異常のフィルターをはじめにかけるととたんに視界がせまくなったり、視野が暗くなり背景が読めなくなるような感覚を持ちます。
(行動に移す際には大事でしょうけれど)
自戒をこめて。