季節花日記〜その二〜(御嶽レンゲショウマ)

JR御嶽駅よりバスにて滝本駅前。参道を徒歩で登る(同ルートケーブルカーも有り)。開始より「なかみせ」(中間地点)まで1.4キロを40分。残り1.4キロを20分で御嶽神社入り口へ。参道全て舗装してあることに少し驚く(当方ザック、登山靴などほぼ夏山フル装備)。途中地元の若者(女性)と思われる勇敢なスクーター1台と出会い、また郵便局員のバイク2台に抜かれる。神社内、山岳信仰由来・修験道の地のためか、傾斜急。宿坊やみやげもの店を中心とする小さなやま里有り。レンゲショウマ群生地にて撮影。近くのみやげ店(御嶽山観光協会員)の店主の方によると見頃は8月下旬まで。強い雨で花が落下するおそれあるが、雨露をまとった姿こそ美しいと力説される。

なつの瞬間。みのような。未だつぼみ。花になる前の。涼を呼ぶもの。中央まもなく開花の模様。

明るい緑の草原なかで寛ぐような。牧歌的な空気のなかで。行きかう大型の蜂。花の長く続く智慧。遠く山々を望む林にて。花の眼にて。