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A fruit tree at the base of mountain.31(改題予定)

夏すぎて涼風渡る頃、葉っぱのジョルジョの半透明の飛行船も進んでいます。大型小型様々な船が、おもいおもいのかたちで風はらむ宙空。ここも礼節と思慮の領域。ぶつからないように妨げないように、間隔をあけ、配慮して航行されます。堅固に映る大きな船団、ゆっくり進む大きな船団の外には、ひとまず外側へ前へと展開する大きな船団が。やっと産声あげるちいさな船も。空に潜む暗礁、突きでる崖目にすれば、船は汽笛をならすのです。葉っぱの船も宙空に耳を傾け、考え、ときに汽笛をあげます。時化の際にも。ピッピピピ。時空を超えると、船の流れはやがて星雲となるのです。