A dairy20200127 新型コロナ関連。

冷雨の候、皆様いかがおすごしでしょうか。

お仕事に、受験に、取り組んでいるところと存じます。

 

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2019年12月に中国湖北省で発見されたコロナウイルスの新型が、武漢を中心に広がりをみせ、中国国家衛生健康委員会の26日の発表では患者数およそ2,000人、死者50名強。今後、世界的に流行することが懸念されています。

暖冬傾向とはいえ、インフルエンザや風邪が心配される折々。コロナウイルスは野生動物に由来。現時点では感染の経路として、人を介した「飛沫」による感染が懸念される模様。

 面倒ということでしょうか、それとも軽いから支障ないということか、風邪をひいている方でマスクをしていない方も電車内などの密閉空間でも、普段から散見されます。都市部、人口密度の高い状態で生活する我々は(それは人種、国籍を問わず)、全体のリスクを低減し、社会生活を健康におくるため、移動時などはとくに個人の予防というよりむしろ、「社会的にマスクをする」ことが重要だと思われます。予防策としても、エチケットとしても行いたいところです。

 マスクをし、手袋をして外ではなるべく直にものに触れず、除菌タオル持参、手洗いの励行、移動経路や滞在先として混雑や雑踏を空間的、時間的に回避するなど、できることは行ったうえで、感染力、潜伏期間、毒性やその強さなどのウイルスの性質や変異、広がり、フェーズを確認していきたいところです。

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ご健康にはくれぐれもお気をつけくださいませ。

 

 

 

 

追記(サマリー)。2月1日22時。 

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2月1日現在。死者259人、患者1万2,000人弱。

*中国国家衛生委員会発表に基づく。

*ただし無症状のケースも日本で確認済。その場合、当初は数字には入らず。

*1月30日、WHO「緊急事態」宣言。

*日本、「新型肺炎」を「指定感染症」に。(実施は2月1日〜)

潜伏期間(最大14日程度)、変異(中国国内と日本で確認されたウイルスには目立った変異は現時点で確認されず。)

 

個人毎の対策(サマリー)

・免疫を高める←食事(栄養)と休息、睡眠。

・ウイルスの入った飛沫が粘膜に直接的にかかることを遮蔽する←マスク、メガネ(に加えて帽子)の着用。

・ウイルスが粘膜に間接的につくことを避ける←(手袋)、手洗い、アルコール消毒、うがい。

・ウイルスの蔓延を防ぐ←加湿及び換気。

・雑踏や密閉空間をできるだけ回避。

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インフルエンザに新型コロナ・・・。

健康に気をつけて、この冬を乗り越えましょう!

 

☆2月20日AM1時更新。追記(サマリー)

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新型コロナウイルスについて。

中国科学院シーサンパンナ熱帯植物園によると人から人への感染開始は11月末から。

とすれば・・・

→動物由来のウイルスが、市場の機能を通じて、一定数の人に。

→風邪のウイルスとの類似性が高いため、当初は重症患者は少なく、企業、学校、家庭と薄く広く伝播。

 *「ティッピングポイント」は気候要因(湖北省の12月~2月の平均気温5度以下、湿度10%から25%以下。屋内暖房。)文化要因(住環境、大皿料理などの食習慣の可能性も。その他は大規模な食事のイベントなどか。要確認。)

 *多数のひとが、長時間、密集して生活する室内環境は、ウイルスの「指数関数」的増加の可能性を高める。(3月1日未明項目追加。念のため。)

→伝播した先で、持病をもった高齢者など重症化しやすい属性をもった人にウイルスが感染。(ウイルスの「見えざる長い跳躍」)

→重症患者の増加に病院のキャパシティが限界に。死亡者増。

→病院で他の患者にも伝播し、感染がますます増加・・・

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感染拡大・・・

感染の拡大の原因としては、感染後移動の止まる(医療的、人道的ケアが必要な)重症患者のケースよりむしろ、人が感染しても多くのケースで軽度の症状を示すため、ウイルスの移動時間、距離がのびること、あるいは、その潜伏期間に人の無意識下でウイルスが伝播することがあげられる。

対策・・・

個人単位:既に記載。

企業:休暇、時差出勤、リモートワーク(テレワーク、在宅・・・)

   ワークスペース(内勤時対面ではなく、外向き。接客時も対面ではなく、はす向かいあるいは並列など。)

   サプライチェーンの複線化、国内回帰。

学校その他:春休みの前倒し及び延長。

イベント:多対多、屋内、食事を伴うものはとくに中止、延期など。

中長期的に社会に与える影響・・・

密集度:高→高あるいは中程度。

コミュニケーション:接触型→接触・非接触

経済/ある種のイデオロギー:グローバル→(ヒト・モノ・カネのうち、すくなくともヒト単位では)ローカルプラスアルファ

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ここ数週間、屋内外あるいは食事の不随するイベントの中止あるいは延期、

北海道の事例に見られるように、(自己管理はまだまだこれからの)幼児や小中学生が多数、集団で、ある程度狭い室内で密集する学校の休校は、感染拡大回避のため、(在宅が難しい幼児、小学生のケアは無論必要ですが)基本的にやむを得ず、賢明な判断となることでしょう。 

空間(距離×時間×角度)×フィルター×消毒・手洗いを工夫してこの時期を乗り越えましょう。

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☆3月12日0時更新。追記(サマリー)

北イタリアでも感染拡大・・・3月11日現在1万人超。

気候要因/ミラノ2月から3月の平均最高気温10度前後、最低気温0度前後。

文化要因/住環境:密集及び密閉高、暖房

     社会インフラ等:人口1,000人当たりの病床数が3.2と

             先進諸国のなかでも少ない水準にあること。

                    *OECD Health Statistics care resouces 2019

     *参考値;アメリカ2.0/中国4.3/フランス6.0/ドイツ8.0/日本13.1

     *ただしいずれも感染症用の病床の数値ではない。

     習慣等:ヴェネチアのカーニバル、

         相対的に握手・ハグ・キス、(近接した場合)人の距離近、

         狭いバーやカフェの利用

・・・

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集団感染が発生した場所・・・

・クルーズ船(ダイヤモンドプリンス号他)

・ライブバー(大阪、札幌)

介護施設(兵庫他)

・コールセンター(韓国)

・病院(中国武漢、イタリア他)

・スポーツジム(千葉他)

・卓球クラブ(新潟) 

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発生場所のおもな特徴・・・

・密閉度高・換気小

・共用部、共用する器具が多い

・運動など呼吸が大きくなる

・飲食をともなう

・人が密集している

動線が混みやすい

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中長期的に社会に与える影響②

マネジメント手法、及び空間・建築思想他

密集高・密閉度高・全体制御→密集中・開放・中程度あるいは部分制御

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リスクに対する基本的な考え方は、「回避」「移転」「軽減」「保有」。

感染拡大初期およびウイルスの特徴がよくわからない段階では、「回避」(「除外」)あるいは「軽減」が重要か。

3月中旬以降、新型コロナウイルスの特徴を少しずつ理解される段階、及び長期化が予想される状況では、社会や経済を維持していくため、(これまでの経過、処置を前提として)、リスクの回避、軽減に加えて、リスクテイク(ウイルスとの戦い、受容のプロセス)の範囲、程度、手法・・・も重要となると考えられる。

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☆3月27日21時更新(順次)追記(サマリー)

 

感染拡大を示す指数・・・

先行指数/各繁華街の混雑具合(ビッグデータ含む)(〇)、その他確認中。

遅行指数/感染者数(10日〜14日)内とくに経路不明感染者数(◎)、死亡者数(◎)

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対策②

飲食店等(通常の対策に加えて・・・)

・店内/密集高・客の回転率中〜高・随時→密集小・客の回転率低〜中・予約制あるいは、記名及び席数限定。

・店外他/(店内中心)→店内プラスアルファ、テイクアウト(持ち帰り)、デリバリー(配達)、保存(レトルト等)食の開発。

 

学校等(通常の対策に加えて・・・感染拡大していない地域においてとくに。)

・毎朝の検温及びその記録。体調不良、発熱時お休み励行。

・調査書(内申書)における欠席日数、年間一定数(30日程度か)以内の記載を向こう3年以上とりやめ、出席日数に関わる賞の停止等。

・登下校、休憩などの時差及び段階的実施。

・各児童、生徒、学生の個別の対策に加えて、教師の指示で、一定時(数時間単位あるいは給食・食事前)での手洗い、うがい。

・随時消毒。アルコール(◎)界面活性剤(〇)

・常時換気及び気流をつくる。

感染症、ウイルス教育。*31日未明追加。**

・給食時、対面および私語を控える、食事の提供方法の工夫(教室での盛り付け→弁当形式、箸・スプーン・ストローの常時利用、品数を限定し、比較的短時間で食べられるものを提供等。)*1日未明追加。

・合唱、楽器の演奏、部活の声出しなどは禁止する。*2日未明追加。

*ただしいずれも、児童、生徒、学生の感染者数が、当初ごく少数か、あるいはスポット的に新たに発生するケースを想定。*1日未明追加。

**感染症、ウイルス教育に関して(目安)・・・

「手洗い」に関する「理解」・「行動変容」小学校低学年〜。

「咳エチケット」に関する「理解」小学校低学年〜 、「行動変容」小学校中学年〜。

「社会的距離」に関する「理解」「行動変容」小学校中学年〜。*4/7未明追加。

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随時項目追加。

 

4月7日未明。以降1週間に1度以上の項目追加に。

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感染拡大防止を支えるのは・・・基本的に・・・

①自制・自粛。

②相互監視・牽制あるいは協力。

③公的(法的)規制・監視。 

 

電車内やその他パブリックな場において、咳やくしゃみに対する冷たい視線などの反応を気にする向きもあるが、

ヨーロッパ各国で行われるロックダウン(都市封鎖)に対して、日本は緊急事態宣言(予定)。

日本は社会的、経済的活動に関して、ヨーロッパ各国に比べて③が相対的にモデレート(穏健)である以上、①②について、市民の努力によって、全体の効果を押し上げる必要有。

②は人の目によってマナー、エチケットを支えるもの。無症状感染者の存在を考慮すれば、(行き過ぎた行動、言動は別として)咳やくしゃみエチケットに関する多少の居心地の悪さは、この際しばらく許容あるいは甘受。

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4月29日12:00更新(随時)

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街中のお店では、うがい薬もよく売れているようですが。

コロナウイルスに効果のある、うがい薬の成分は・・・

ポビドンヨード✖️

ヨウ素

・CPC(セチルピリジニウム塩化物水和物)〇

参考:https://www.kobayashi.co.jp/corporate/news/2018/180703_01/index.html

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7月5日(日)未明。追記。

都内の新規感染者数は131人。(3日続けて100人超)

内訳別にみると・・・

「20代〜30代の若年層」の割合は98人(全体の約75%)

「接待を伴う飲食店の従業員・客」は62人(全体の約47%)

・・・

ホストクラブ・キャバクラ等の店(時間帯「夜間」、種別「飲酒」「接待」、従業員・客層「(比較的)若年」)の間でのウイルスの「回遊」現象、その他の(新宿・池袋以外も含む)繁華街の店(「夜間」及び「早朝」、「飲酒」及び「食事」、「若年層」)の従業員・客層への「波及」現象などが懸念される。安全対策のレベル引き上げ、検査の実施等必要。回避も。

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 7月23日(木)未明更新。

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”with コロナウィルス”時の旅行・・・・*3密対策、マスク着用、大声を控えることは前提。

【事前準備等】

 ・旅行2週間前程から、大人数の会食・とくに飲食などは(社会的に)避ける。

 ・毎日の検温の実施。

  *旅行業、宿泊業においては、(体調不良時の)キャンセル料の減免を検討。次回以降の割引券も可。

 ・事前に(晴天時、雨天時、病気のときなど)計画を立て、

  *下記における事項も考慮して、旅における不確実性を下げる。

【旅行にあたって】

 ・(いずれも健康が前提になるが)自家用車◎、公共交通機関

 ・宿を目的地、起点のみならず、「ベースキャンプ」・周遊の拠点として、

  食事や休憩時、衛生を保つ時など、なるべくこまめに利用する。

  同じ宿での連泊なども有効。新規の場所でなく、地元近くや思い出をたどる旅も。

 ・食事は事前に感染対策をとっている店を調べる(観光案内所、宿で尋ねるのも良好)

  予約制の場所、テイクアウトおよび宿の個室での食事も検討。

  *飲食業においては、テイクアウト・お土産ものも検討。

 ・時間と空間に余裕をもった、のんびりしたご旅行を。

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24日未明更新。

【帰省にあたって】

・自家用車◎、公共交通機関

・大人数の会食、とくに飲食は控える。

・(マナーあるいは気配りとして)短時間、あるいは屋外などの散策などを検討。土産物の交換でも気持ちは伝わる。高齢者、それ以外の年齢とは寝食別も検討。帰省時も近くに宿をとることも有効。

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