total solar eclipse

7月22日の皆既日食、さいたま市ではよく観ることができなかったので、テレビで観ました。本来の球体の太陽が、三日月型になったりして、とても神秘的だなと私も思いました。普段の生活や思考の時間軸や空間軸が揺さぶられるのを感じる一方、地球や月などの範囲ならまだしも、太陽系まで時間軸や空間軸を極大化させてみると、なにやら日常や現実を把握することが難しくなるようで、(あまりに狭い範囲では論外でしょうけれど)思考にも一定の重力は当然必要かもしれないなと思いました。普段から天体を相手にしている科学者の人はどのように現実を把握しているのか、すこし興味が湧きました。また、天体と日々の営みを矛盾なく受容することについては、農耕を行ったり、海を航海する古代人の方が、気候や天体の動きを科学技術によって超越しようとする現代人よりもよほど上手だろう、そしてそろそろ自然との調和を見直す時機に来ているものかと思ったのでした。

追伸)最近のあまりの暑さに実のところ、脳までとろけそうと思い、体から少しづつ鍛え直そうと効果の高い斬新なダンベル体操はないかとWEBで探しては試しています。部屋でYの字になったりして鉄製の5キロのダンベルを振り回す様はちょっと気恥ずかしい感も否めませんが、外面にトレーニングの成果が表れる前にちょっと体が重いのでした。