小夏の候

 

連日の暑さのあと、明日の午前にかけて大雨・・・。

みなさま、天候にも、ご健康にもくれぐれもお気をつけくださいませ。

 

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マイナンバーカードについて

今後の利便性の向上、"DX"、地方自治体はじめ業務の共通化・低減(効率化)等を考慮して、すすめるべきだと考えています。

 

以下数回に分けて考察を・・・。(順次更新予定)

マイナンバーカード導入のハードル。

遅行性;

システムへの信頼が先にあってものごとが進行するのではなく、

システムが本格的に機能してしばらくして、信頼あるいは(明示のあるいは暗黙の)同意が得られる。

非対称性;

既存のものごとは(システム連携などによって)追加の作業が求められ、負荷がかかる。

一方で(システム連携後)、新たにシステムを利用する層は、(証券口座開設をはじめ)簡素な手続きで、時間的・作業的利益を得るが、(当たり前になるため)強く恩恵を意識することはすくない。

また、マイナンバーカード連携などによる不備やある種の「苛立ち」は、告知あるいは報道されるなどして、みなの知るところとなりやすいが、一方で既存の事務の不備や事務作業量へのある種の「苛立ち」は潜在化しやすい。事務作業のミスについて、軽減するしくみを継続して設けるべきだが、ゼロにすることは難しい。

 

マイナンバーカードに抵抗を感じる向きがあることについて

 日本の社会が成熟化して、受益者側は既存のサービス・システムでも大きな不満はない、あるいはより便利な状態を意識しないことが影響・・・。

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