新年あけましておめでとうございます。

みなさまにとって、今年がとてもよい年になりますように、お祈りを申しあげます。

 

2021年1月1日

 

 

 

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P.S. 1月2日

冬期において、新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されています。

詳細なデータは他に譲りますが、1月1日の一日あたりで、検査陽性者数は3106名、重傷者数は全国で711名。2日も傾向変わらず。

医療提供体制の逼迫が心配されます。

 

新型コロナ感染においてまず、リスクがより高いのは、飲酒をともなう一定時間以上の食事とそこからの2次以上の波及。

現在、昨年9月までと異なるのは、感染の内容が判明するにつれて、「慣れ」とともに、抑止効果のひとつでもある「不安」が薄まり、リスクのある行動に抑制がかかりにくくなっていること。(若年層のみに言及するのではありませんが)感染しても比較的軽度にとどまる可能性の高い、かつ活動的な若年層に、行動の抑止効果と感染防止効果が働きにくい傾向があることは無理からぬことでしょう。コロナ自体が、もしくはコロナへの感染が、仕事に影響が少ない、あるいは受験や就職活動などに関与せず、スケジュールと活力に余裕のある層にとってはなおさら。

 既に停止された、GOTOトラベルが感染を直接的に感染を広げた証拠はなく、実際には間接的かつ心理的な波及効果にとどまるものと推察されます。ただし、「感染防止をしつつ経済・社会活動」というよりも、「感染防止は一定程度に、経済・社会活動」という傾向が現時点で街を歩いて、巷に散見されるのも事実。

 もともと感染防止は個々の努力は前提としても、相互的、場及び集団で機能することがより重要。感染者減、そして重傷者減のためには、上記の若年層も含めて全世代、全国的に「国民、市民の力で感染を防止、抑止する」というメッセージが必要。そのための世代間等のギャップの改善、インセンティブ(動機付け)の各種検討、具体的には(現在の状況をもって再開は実質難しい)GOTO再開の条件(上半期の感染者数、重傷者数の数値目標およびワクチンの進捗状況等)の提示、また感染収束後の、とくに若年層限定のGOTOに準ずる施策なども検討する必要があると思われます。

 

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